学校であった怖い話
>七話目(岩下・福沢)
>E6

「ごめんなさい!」
僕は、素直に頭を下げた。
これ以上風間さんに話をあわすのはつらい。
……つらすぎる。
謝って許してもらおう。
そうすれば、風間さんも僕を自由にしてくれるはずだ。
……長い沈黙だった。

僕は頭を下げたきり、固まってしまった。
風間さん、ひょっとすると、怒っているのかもしれない。
「……何を謝っているんだ? 別に名前をいえない理由なんか……はっ!? もしや、君は特命を受けてやってきたKJVJWVOW〜Mじゃないのか!?

風間さんは、突然僕の肩に手を置くと大まじめな顔を近づけてきた。
……風間さん、また何かややこしい方向へ話しを持っていってしまった。

……どうしよう。
1.風間さんの話に相づちを打つ
2.とりあえず、笑ってみる
3.もう家に帰りたいと頼んでみる