学校であった怖い話
>七話目(新堂誠)
>5Q3

僕は、のぞくだけで我慢した。
見たところ、いろんな薬ビンが並んでいる。
その中に、例のアンプルに似たアンプルも、いくつかある。
僕は目を凝らした。
「うおーーーーっ!」
その時だった。
ベッドをはね跳ばし、その影から細田が姿を現した。

しまった。
ベッドを調べるべきだった!
でも、もう遅い。

僕はとっさに身を翻し、よけた。
細田は急に立ち止まることができず、薬品棚に突っ込む。
ガシャーンとガラスが割れた。
「痛いよお、痛いよお」
顔中血まみれになった細田が、床を転げまわる。

どうする?
1.強気な態度に出る
2.謝る
3.慰める
4.逃げ出す